Luvit Tex Take Mix

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Hieroglyphic Being, Sarathy Korwar & Shabaka Hutchings - A​.​R​.​E. Project

シカゴのアシッドを世に知らしめた伝説的エレクトロニック・ミュージック御大にして、ハウス~テクノ、インダストリアル、アヴァンジャズにノイズまでプレイするDJ、Hieroglyphic Being(ハイエログリフィック・ビーイング)と、UKジャズ新世代を代表するドラマーで、Ninja Tuneにも名を連ねているSarathy Korwar(サラシー・コルワル)、Jonny Greenwoodや Yussef Kamaalの作品にも参加しているロンドンのテナー・サックス奏者で、英ジャズ・グループ、Sons of Kemetのメンバー、Shabaka Hutchings(シャバカ・ハッチングス)の三名によるプロジェクト。

本作は、ロンドンのスタジオ、Lightship95にて録音された100%即興ライブ・セッションから四つのトラックを抜粋し、構築された作品となっている。ソレは2セッションに分かれ、二時間半に渡って繰り広げられたという。スピリチュアル・ジャズをも思い起こす霊性溢れる演奏が印象的。非常に官能的なホーン・セクション、土着のノリを体得したパーカッションの躍動に、ハイエログリフィック・ビーイングが繰り操るエレクトロニクスがダイナミックに覆いかぶさり、限りなくドープな雰囲気が生み出されている。JlinとLAビートが融合したような近未来予想図的なサウンドデザインは現代ジャズのモードにもアクセスするレフトフィールドの新境地とも言えよう。オリジナルのセッションを90分間に渡って、こちらのチャンネルで視聴することが出来る。